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お仕事の取捨選択。そして、息子へ…

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自宅育児と在宅ワークを同時進行しつつ、満足できる収入を得るためには、限られた時間でどれだけ成果を上げられるかが重要。単価が高いお仕事を獲得し、要領よくこなすこと。きれいごとはいらない。当たり前のことながら、今更たどり着いた答え。
そう、今まで大事にしてきた関係・お仕事でも、場合によっては手放さなければならないときがやってくるのです。
感情だけでは続けられない。それが現実。そして、新しい挑戦。

クラウドソーシングを始めて間もなく1年。
「初心者」という謳い文句で漫画やエッセイのお仕事を頂いてきた私にも、一歩踏み出すときがやって来たようです。

時間と質の呵責。情だけではお腹はふくれない

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シュフティ登録初期から継続してきたお仕事の一つに、育児の体験をブログ感覚で、内容もそんなに気張らなくてよい体験談のライティングというものがありました。
何かと忙しい毎日、産前まで続けていたブログの更新は滞りがち。
この案件に携われば、嫌でも近況を書かねばならない状況に追い込まれる上、報酬ももらえて一石二鳥。
しかしながら、ノルマは「600文字以上×月20本」。

息子の月齢が高くなるにつれ、新生児のときのように1日で激変するような出来事がなくなり、在宅ワークに追われ外出が減った分、特記できることも少なくなってしまいました。毎回ネタを絞り出すだけで膨大な時間を費やし、自分が納得できる質の文章を書くことが困難になってきました。

その頃には育児に疲れを感じ始め、楽しいはずの育児の記録を綴ることが辛くなっていました。同じ仕事をしているママさんたちの体験談を拝見すればするほどに、気分は沈んでいくばかり…。
1本あたりの単価が高いわけではないので、ここで費やす時間が足かせとなっていることも以前から感じていました。
この案件のクライアントさんとは、和気藹々と仕事をしていたこともあり、取引の終了を切り出すことは気の重いことでした。
結局、作業的にも精神的にも負担になるのなら…と、この秋、お仕事の終了をお願いすることになりました。

新天地を求めて

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単価が良いイラストや漫画のお仕事は、競争率も高くなかなか採用されません。
こっち方面は一度諦めて、新しい挑戦をしてみることに。
おりしも最近adobe製のAfter Effectsが使えるようになってきたこともあり、販促系のPVやスライドショーなどに挑戦してみたいと思っていたところでした。

そのときタイミングよく出会った案件は、おそらく個人と思われる方のもの。成果物も個人利用のようでした。
映像関係のお仕事にしては報酬が低いと思いましたが、1回きりの案件。
作業内容も指示書が細かく、こちらは要望通りに素材を組み立てるだけ。
最初は要領を得ないかもしれませんが、自分にもできる仕事だと飛びつきました。

実際に行ってみると、なぜ応募したのかと後悔の連続。
まず私のパソコンでは動画に変換するために1~2時間。その後クライアントさんが希望されるフォーマットに仕上げるために15分~30分。その間、パソコンに触ることができないという状態。マウスひとつ動かそうものなら、画面は真っ白。

マシンスペックが低すぎる!!!

この仕事…というより、動画変換のためだけに私は2日徹夜をしました。
出力し、少しでも気になるところは修正。再度出力…を繰り返すと、あっという間に夜が明けました。時給換算するととんでもない状態です。
簡単だと思っていたフォーマットへの変換も、最初は知識不足でなかなかうまく進まず。動画出力中の空き時間にスマホで調べながら四苦八苦。何とかこなした状態でした。

実のところ動画系の仕事をしているときの私が息子は嫌いなようで、始終泣き叫び背後に回って髪を引っ張ったり、物を投げてきたり、噛みついてきたり…。1歳1か月の子供とは、ここまでバイオレンスなものなのでしょうか?
睡眠不足と焦りから、キリキリピリピリ。息子もあおりを受けて、いつになく不安定。久々に地獄を見た心境でした。

しかしながら、この濃い体験のおかげで、この種の作業の要領と、新しい切り口を手に入れることができました。
この失敗談がただの笑い話で終わるのか、今後新たな武器となるのか…まだまだ先のお話になりそうです。

私の背を見て何思う?

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子供の頃、親に構ってもらえなかったという記憶は、いつから残るのでしょうか?
日中はそれなりに構っているつもりでも、ほんのわずか仕事に熱中してしまった時間が、息子にとっては残酷な時間になっていないかと不安になります。
どんなに泣いても母は振り返らない、適当にあしらわれる、触れていても気持ちは上の空。そして、時にはひどい言葉を放たれる。

息子はことあるごとにパソコンに触れたがります。スマホにも触れたがります。スマホを持って、マウスを持って、一生懸命に私の真似をします。その姿は本当に様になっていて、どれだけ私のしぐさを見ているのだろう、と驚かされることがあります。

ママワーカーの皆さんはいつもどのように子供たちと接し、どのようにお仕事をされているのでしょうか?

私たちはこんな風に毎日を過ごしています。

私の在宅ワークにおいて、息子は大事な相棒。

そして、息子がいなければ、在宅ワーク、ことクラウドソーシングには出会っていなかったでしょう。

願わくは、何年か経って、頑張っていたママとして息子の記憶に残っていることを。

もちろんその頃も頑張っていると思いますが。


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